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日本競馬史上最高の種牡馬であるサンデーサイレンス。2002年に没してからもなお、日本競馬に影響を与え続けていますね。そのサンデーサイレンスの偉大な足跡を追ってみました。

米G1・6勝のスターホース

サンデーサイレンスはアメリカの競走馬で、同期のライバルにイージーゴアという人気の高い馬がいました。そのイージーゴアとのクラシックでの対決は史上最高の対決といわれるような、素晴らしい対決だったようです。

そんなアメリカのスターホースがどうして日本に輸出されたのでしょうか?それはアメリカではサンデーサイレンスの父ヘイローの産駒があまりいい種牡馬成績を残していなかったことと、社台ファームの並々ならぬ執念が購入することになったようです。

その購入価額は1100万ドル(16億5000万円)で、1991年から日本で種牡馬生活を始めることになったのです。

種牡馬デビュー即G1制覇

1991年から種牡馬デビューを果たしたサンデーサイレンスですが、デビューしていきなり大物産駒を誕生させます。1994年朝日杯3歳ステークス(当時)を勝ったフジキセキです。

フジキセキはそのレースぶりから、翌年の3冠確実とまでいわれた幻の三冠馬でした。結局フジキセキはクラシックを1度も走ることなく引退して種牡馬になるのですが、そのフジキセキ不在のクラシックを勝利したのもサンデーサイレンス産駒だったことからその凄さがわかると思います。

この年のクラシックを皐月賞がジェニュイン、ダービーをタヤスツヨシ、オークスをダンスパートナーが優勝するという旋風を巻き起こしました。

その翌年もイシノサンデー、ロイヤルタッチ、ダンスインザダークといったサンデーの子供たち同士の争いが何度もありましたね。

その後は数々のG1レースを次々と制覇していき、サンデーサイレンスの有力馬がいないG1レースはないほどの状態にまでなりました。

その中で、超大物と呼ばれる存在がディープインパクトですね。ディープインパクトはクラシック3冠を含むG1・7勝を挙げ、現在は大種牡馬として活躍しているのはご存知のところです。

13年連続リーディングサイヤー

1994年の種牡馬デビューから2011年に最後の産駒が引退するまでの通算勝利数は3719勝で、最多記録を持っています。他にも最多G1勝利数やリーディングの回数など、最多の記録を悉く塗り替え、現在も燦然と輝いている大記録です。

そして、その偉大なサンデーサイレンスの後を、サンデーサイレンスの子供たちが引き継ぐような流れになっていますね。

1995年から2007年までは13年連続でサンデーサイレンスが、そして2008年にリーディングサイヤーに輝いたのはサンデーサイレンスの直仔であるアグネスタキオンでした。そして2009年もサンデーの直仔マンハッタンカフェでした。

2010年11年はキングカメハメハにリーディングを渡す形になりましたが、2012年から4年連続でまたもサンデーサイレンスの直仔ディープインパクトがリーディングを取っています。

この流れは当分続くことが予想できます。2016年5月現在もディープがリーディングサイヤーになっていますし、クラシック戦線でも主役を張っていますので、ディープ・キンカメ2強時代はまだまだ続きそうな気がしますね。

また、ディープインパクトの種牡馬成績は素晴らしいものがあり、父サンデーと比較しても遜色ない成績のように思えますが、ディープの場合は最初からいい繁殖牝馬を集めることができていましたので単純な比較はできませんね。

DEEP1126

それにしても、サンデーサイレンス系の種牡馬が多すぎて問題になるというのは、いかにサンデーサイレンスが凄かったという事実を物語っています。

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G1レースを勝った主な産駒

ここまでサンデーサイレンスの種牡馬としての凄さを語ってきたのですが、その中でもG1競争の通算勝利数が飛びぬけて凄い数字になっていますね。JRAでのG1勝利数は71勝になります。(地方や海外除く)

ディープインパクトが28勝ですので、これから父の記録に迫ってくると思いますが、今の時代の方がG1数そのものが増えていますのでこれまた単純な比較はできませんが、年間4勝づつしても10年続けないと並べないもの凄い数字であることがおわかりいただけるかと思います。

そこで、このG1レースを勝ったサンデーサイレンス産駒の主な馬たちをご紹介します。

フジキセキ

フジキセキは1番最初にG1勝利をもたらした「幻の三冠馬」です。弥生賞後の屈腱炎がなければ、どんな成績を残したか、見たかった気がします。故障後すぐに種牡馬入りして、サンデーの後継種牡馬としても成功しました。

ダンスインザダーク

春のクラシックには縁がなく、菊花賞を制した最後の末脚は凄かったです。菊花賞後に故障したのが残念でした。後継種牡馬として主に長距離レースで力を発揮しました。

サイレンススズカ

悲運の名馬サイレンススズカ。実績は宝塚記念1勝でしたが、全盛期の強さはこの馬に勝てる馬はいるのか?と思えたほどの馬でした。エルコンドルパサーを完封した毎日王冠や、予後不良となった天皇賞など、記録より記憶に残る名馬でしたね。種牡馬になれなかったのが残念でなりません。

スペシャルウィーク

武豊騎手に初めてダービーの栄冠をもたらした馬です。天皇賞の春秋連覇などG1レースを4勝した名馬です。種牡馬としてもシーザリオやブエナビスタを出しました。

ステイゴールド

国内のG1競争は未勝利ですが、引退レースとなった香港国際カップで最後の最後に国際G1を勝利しました。勝ちきれない所が逆に魅力となった馬でしたね。種牡馬としてはオルフェーヴルやゴールドシップを出すなど、大活躍しています。

アグネスタキオン

皐月賞まで無敗で突き抜けた名馬。フジキセキに続く「幻の三冠馬」第2弾。種牡馬としても2008年にリーディングサイヤーを獲得するなど、後継種牡馬の名にふさわしい活躍をしました。

ネオユニヴァース

サンデーサイレンス産駒初の皐月賞・ダービーの二冠馬。種牡馬になってから、ドバイワールドカップを制したヴィクトワールピサを輩出するなど活躍。そのヴィクトワールピサ産駒のジュエラーが今年桜花賞を制して親子3代でデムーロ騎手にG1勝利をプレゼントしましたね。

デュランダル

サンデーサイレンス産駒でマイルチャンピオンシップとスプリンターズステークスを連覇した初めての馬。切れ者という形容がピッタリ合う馬でした。種牡馬としては大きな実績は残せませんでした。

スティルインラヴ

サンデーサイレンス産駒初の牝馬三冠馬。

ゼンノロブロイ

秋の古馬中距離路線(天皇賞秋・ジャパンカップ・有馬記念)を3連勝した名馬。種牡馬として現在も活躍中。

ダイワメジャー

春秋のマイルG1を含むG1・5勝した名馬。種牡馬としてもスピードを生かした馬を輩出。メジャーエンブレムが代表産駒。

ハーツクライ

三冠馬ディープインパクトに国内で唯一有馬記念で先着を果たし優勝した。その後ドバイシーマクラシックを勝利しました。種牡馬としてもジャスタウェイやワンアンドオンリーを出すなど現在も活躍中。

ディープインパクト

説明不要の日本競馬史上最強馬の1頭。サンデーサイレンス産駒初の三冠馬でG1・7勝。2012年から現在まで種牡馬としてリーディングサイヤーを獲得。父サンデーサイレンスの記録を追う後継種牡馬1番手。

以上、私が印象に残っている産駒をあげましたが、他にもたくさんいます。ドバイワールドカップで2着に入ったトゥザヴィクトリーや、ドゥラメンテの母であるアドマイヤグルーヴなどもサンデー産駒です。

まとめ

ここまで、サンデーサイレンスの種牡馬としての偉大さを書いてきましたが、調べれば調べるほど思い出せば思い出すほどサンデーサイレンス産駒が日本の競馬場を席巻していたことがわかりました。

今年のクラシックもそうですが、すでにサンデーサイレンスの孫たちや曾孫たちがクラシックを争うようになっています。まだまだこのサンデーサイレンス系はとどまる感じではないでしょう。

非サンデー系の馬たちとの配合によって、今後ますます飛躍していくのではないかと思います!

ブラッドスポーツとしての競馬を見ていきたいと思います。

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